0021/12/31

今年もありがとうございました。

今年最後の営業が終了し、池武当にて年越そばを食べ。

今年一年を思いかえす。

今年は何ができただろうか?

少しでもお客様に何かを伝えられただろうか?

いや、一方的に話すだけで何かを伝えられた気になってただけかもしれない。

今年出逢えたすべてのかたへ。
ご無礼をお許しください。
そして、いろいろな気づきをありがとう。


何か今年は、いつもとは違う爽かな後悔の気持ちで年をこせそうです。

0021/12/30

雑誌の取材を受けました。(フランス「Grands Reportages」)





12月29日(火)

フランスのルポ専門誌 「Grands Reportages (グランルポルタージュ) 」の取材を受けました。

取材していただいたかたは、ご夫婦で旦那さんのフレデリックさんはカメラマン、奥さんのサンドリンヌさんがルポライターだそうです。

今回は、沖縄の長寿をテーマに沖縄県内各地を取材するようで、沖縄文化を総合的にルポする予定だとか。
(沖縄タイムス2009年11月30日↓)


沖縄タイムスのフランス通信員の久高さんの記事によると。
今、欧米では沖縄に魅了されて
「沖縄讃歌のブログが仏・日語でネットにあふれている」
らしいです。
(沖縄タイムス2009年11月23日↓)


さらに、取材を受けた前の日の記事には
野村流の喜瀬慎仁先生のフランスでのご活躍が
(沖縄タイムス2009年12月28日↓)


今、フランスで沖縄が熱いようです。


フレデリックさんとサンドリンヌさんは年越して来年1月中旬くらいまで、沖縄各地を取材されるようです。

フレデリックさんのサイト↓すごくきれいな写真がたくさん。





0021/10/28

西垣竹三研究所(翔三会) 八重山の詩


お世話になっている八重山古典民謡保存会・師範 西垣竹三研究所の沖縄県外でのライブのお知らせです。

西垣先生が本土でのライブや公演をはじめて十年の節目にあたる今回は、教師の4名の方をはじめ多くの門下生が参加されるようです。

大阪、東京(世田谷)、横浜の3会場にて、本場の八重山民謡をご堪能いただけます。
ぜひ、芸術の秋に八重山民謡をぜひご観賞ください。


大阪公演
10月30日(金)
アクア文化ホール
開場 18:00 開演18:30

東京公演
10月31日(土)
北沢タウンホール
開場 18:00 開演 18:30

横浜公演
11月1日(日)
県民共済みらいホール
開場 18:00 開演 18:30

料金は各会場ともに 3,000円


お問い合わせ先
090-6864-9509 (西垣)
090-6865-1431 (久保田)

0021/09/10

理想


先日、うるま店でソフトケースをお買い上げのお客さま。

なんと、お歳は90代!


三線は60代ごろから始めたそうで、

「先生が亡くなってね。しばらくやってなかったんだけど。

最近教えてくれるところを見つけてね。」

といって、新しくソフトケースを買っていかれました。


背筋もピンとして、凛としたうしろ姿が印象的で、思わずパシャの一枚でした。


0021/09/04

沖縄市・松本エイサー

9月2日、旧盆中日(7月14日)沖縄市の池武当近辺にて、松本青年会、松本子ども会がエイサーの道じゅねーをしていました。

道じゅねーとは、部落を練り歩くこと、簡単にいえばパレードみたいなもの。


妻の実家から帰る時に、エイサーの音に気付いた長男の佑季が「エイサー、見たい」といってききません。

もうとっくに眠たいはずなのに、意地でも見る勢い。


じゃあ松本青年会を探しにいこうということで、車を走らせていたら池武当近辺(新垣三線本店がある裏通り)ですぐ見つかりました。





ちなみに、エイサー太鼓は当店製。
松本青年会・松本子ども会のみなさんいつもありがとうございます☆

0021/09/02

今日は旧盆中日(なかび)

沖縄は、旧盆です。

昨日はウンケー(お迎え)で、明日はウークイ(お送り)。
でもって今日はなかびです。

妻の実家でまったりと過ごしてます。

テレビでは「オキナワノコワイハナシ」というのをやっています。

そのドラマをみているそばで妻のオバァが「キジムナー」の話をしています。(笑)
「かわいーぐわーだったよー」って(笑)


写真は昨日、うるま市江洲交差点でのエイサー演舞です。
米原青年会です。

今日も明日も、おそらくなーちゃ(翌日)も、各地で夜遅くまで、三線、太鼓の音が鳴り響いていることでしょう。

0021/08/11

利き三線で最高級黒壇三線が当たる!


利き酒ならぬ、「利き三線」?

ご存じのように、三線の胴のタイプには一般的に、本張り(本皮一枚張り)、強化張り(本皮一枚張り)、人工皮張りがあります、ね。


その3タイプの三線を複数用意し、実演家のかたに三線を弾いてもらい、どれがどのタイプの三線かを当てる、「利き三線大会」を企画しました!

とき:2009年8月15日(土) 18:00開場 19:00開始

ところ:沖縄市農民研修センター


全問正解者のなかから、抽選でお一人様に、なんと!最高級黒壇三線(30万円相当)があたります!



社長からこの企画が発案されたとき、

ボク:「おっ面白いね~。プレゼントの三線は3万円程度のもの?」

社長:「そんなんじゃ、喜ぶ人いないだろっ」

ボク:「はぁ。(十分喜ぶと思うけど…)」

社長「20万、いや30万の三線だ」

ボク「っ?????」

と、池武当の売り場にあったカミゲン三線を手に「これだ。」と。



当店は強化張りのパイオニアを自負していますので、強化張りの音の鳴りを実際聞いてもらうPRの目的もありますが、実際に多くの人に聞いてもらい、どんな反応があるのかを知るためのヒアリング調査もかねての企画です。

また、矛盾するようですが、本張りより、強化張りのほうがいいよ~と主張する目的ではありません。
(非常によくできた強化張りはかなり価値が高いと思っているのは事実ですが)

当店が普及価格帯の三線に多く強化張りを販売しているのは、まずは安心して三線の世界に入ってきてほしいというコンセプトがあるからで、のちのちは棹もグレードの高いものを手に入れて、本張りに移行してほしいなとも思っています。

(ちなみに強化張りは鳴らすのが難しいので、強化張りの技術がよいお店は、本張りの技術もよいという判断ができるかと思います。)


ぜひ、みなさんのお耳をお借りして、どのような音が求められているのかを知ることができると、今後のために非常に貴重な勉強になるかなと思っています。



毎度、日が迫ってご連絡となりましたが、
県内にお住まいの方はぜひ、県外にお住まいのかたでちょうどその時沖縄にいる!というかたもぜひ、ご入場、ご参加無料となっていますのでお気軽にお越しください。




追伸:先着300名限りの参加となっていますし、
利き三線に用意している三線は5挺程度を考えています。
かなり、三線があたる確率としては高いと思いますよ!



0021/06/18

柳清本流保存会・会主公演 柳承の舞 踊り愛さ・想い愛さ


続けてイベントのお知らせです。
こちらは、琉球舞踊です。

柳清本流保存会・会主公演
柳承の舞
踊り愛さ・想い愛さ



2009年6月23日(火)
国立劇場おきなわ 大劇場

にて行われます。

開場午後6時 開演午後6時30分

入場チケットは
前売 3000円 当日3500円

こちらも当店で取り扱っております。
本店、うるま店 那覇・平和通り店 の各店で取り扱っております。

八重山古典音楽安室流協和会協和会 那覇支部30周年記念公演


毎度、日がせまってのお知らせで恐縮ですが。

八重山古典音楽安室流協和会協和会
那覇支部30周年記念公演

「八重山の歌美しゃ 踊り美しゃ」



2009年6月20日(土)

浦添市てだこホール(大ホール)

にて行われます。

開場午後6時 開演午後6時30分


チケットは当店(那覇・平和通り店)でも取り扱いしております。
前売り1500円 当日2000円

当店で購入の場合は当日でも1500円で提供いたします。

0021/06/17

結婚指輪

だいぶ間があいてのブログ更新です。

なんと金属アレルギーが治っていました。

結婚した年にいきなり症状が出てしまい、プラチナの指輪もできないでいました。
(安物のネックレスのせいかも…)


もう4年近く腕時計もつけてなかったんですけど、最近「治ってるかも」とふと思い。

指輪をつけてみるとなんともない!


久しぶりの感触で、とくにカラクイを回す時に新鮮な気持ちになります。


もはや新婚と呼べる時期ではないのですが、キラキラのままの指輪がちょっと照れますね。

0021/05/06

ズケラン養鶏場 ミニミニ動物園

みなさん、ゴールデンウィークはいかがでしたか?
例年、那覇店には多くのお客さんがご来店いただくため、GW期間をずらして休みをもらっていたのですが、家族も増え(長女は5か月になりました)、長男(3歳7か月になりました)もそろそろ物心がつくのかなと思い、今年は、5日、6日に休みをいただきました。



これといって計画していたわけではないので、家事をしながら、どこ行こうか考えた結果、近場で遊ぼうということで、


前から気になっていた『ズケラン養鶏場のミニミニ動物園』に行ってきました。

自宅から車で3~4分、、、。

そんでもって入場無料なんです!




「ミニミニ」という言葉の響きから、小学校などで飼われている動物たち、のちょっと多いくらいをイメージしていたのだけども、予想以上にしっかりした施設で、びっくりしました。











「養鶏場」なんで、新鮮なタマゴも買えます。



販売所には、その新鮮なタマゴで作った、シフォンケーキやシュークリーム(でっかい)もあり、今日は多くの人で賑わっていました。




0021/04/28

ゴールデンウィークの営業

明日からゴールデンウィークに入りますね。

この連休に沖縄へ行く!というかたは、当店にもぜひお立ち寄りください。


営業は通常通りとなっております。

那覇・平和通り店は定休なしの午前10時~午後7時までの営業です。

ちなみにボクは、家族サービスということで5日、6日は休みをいただきます。





昨日、今日と風邪でほとんど声が出せません。
ご来店いただいた方や電話でお話しした方には、ご迷惑をおかけしております。

早く治さねば!






0021/04/26

今日も本の話題

今日も本に関する話題。


那覇市に二つの大型書店がオープンしました。


ひとつは、58号線のとまりんに「宮脇書店」が、80万冊の規模の那覇本店を。


あとひとつは、県内初となるジュンク堂が120万冊の規模の店を、沖映通りダイナハのあったビルに。

本好きのボクにはたまらなくうれしい。。


案外、沖縄の人は本が好きな人が多い、と個人的に感じていたので非常に喜ばれるはず。


さっそくジュンク堂に行ってきました。

(学生時代、兵庫県の西宮北口にジュンク堂がやってきたときは、半日ほどそこで過ごしていたなぁ)

と、昔を思い出しつつ…

文字通り、目がくらむほどの量の本。

沖縄だと、アマゾンでしか手に入れにくい本がたくさん、、ヤバイ今日は持ち合わせが少ない…。


小さいけれど、情熱あふれる本屋も大好きですが、図書館のようなでっかい本屋もやはり必要です。
大切にしていきたいですね。

今日は、洋書のバーゲン(70%オフ!)だったので、子供に英語の絵本を買いました。
かわいくてインテリアにもなるかなと。

0021/04/24

献本いただきました

以前、取材を受けANAの機内誌「翼の王国」の「ずっといいもの」というコーナーに掲載されたことがあります。

このたびそのコーナーの記事をまとめたものを、日本経済新聞出版社よりにっぽん町工場遺産 (日経プレミアシリーズ)
として発刊されました。


ということで、献本いただきました。

著者の小林さんとお仲間数名でご来店いただき、なごやかな雰囲気で取材を受けたことを覚えています。
なんと、三線までご購入いただいたりして、本当に感謝、感謝でした。


イラスト・ルポの第一人者である小林さんが、全国の町工場を訪ね歩いて、数々の名品・傑作を紹介しています。

ものづくりの先輩として、僕も個人的に尊敬申し上げている岡野工業の”代表社員” 岡野雅行さん(痛くない注射針を開発した人で有名ですよね)や、フィギュアで有名な海洋堂さんと一緒に池武当新垣三線店も紹介されております。
(僕もイラストで載ってます。。)


新書版で、読みやすい本ですので、ぜひご興味があるかたはご一読を。

↓↓アマゾンでも購入いただけます。↓↓




↓↓モバイル版はこちらより↓↓

0021/04/18

銀天街アーケードが…

沖縄市コザ十字路近くの銀天街のアーケードの一部が取り壊されています。

そばを通ったので車から降りてパシャリ。


道路拡張にともない、コザの街の風景もまた変わっていくようです。


普段は気にもとめない風景だけども、いざ変わっていくのをみるとさみしいというか何というか、コザ生まれ、コザ育ちのコザっ子としては思うところがあります。


カーステレオからは、最近聞き返していた渡辺美里の「10years」が流れていて、ちょっとノスタルジックな気分でした。

0021/04/13

本張り張り替え完了

4月8日にお預かりした三線の本張り張り替え完了しました。
表と裏のバランスを合わせるために、表面だけ破れている場合でも、両面張り替えすることがありますが、今回は、片面だけでOKでした。

0021/04/08

どうでもよいことですが…

以前、うちで張り替えしたお客様の三線。

片面が破れたということで、お持ちいただきました。

いつ張ったものだったっけと、中を覗いてみる。

すると、おっ2年前の今日、4月8日でした(^O^)

たしか、お釈迦さまの誕生日だったはず…。

0021/04/01

ご来場ありがとうございました。作品展雑感

サーバーの移転に伴い、このブログのアドレスがhttp://arakaki34.blogspot.comになっております。



さてさて、先日、行われた「新垣喜盛三線作品展」には、予想以上に多くの方にご観覧いただきました。


この場をお借りしてご来場いただいたお客様に、御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました!



新垣喜盛は、三線を生業とする前の数年を含めると、製作歴35周年を迎えます。
キャリアとしては、まだまだ浅いほうではありますが、多くのお客様や先生方に支えられ「駆け足」でここまでやってきました。
今回、このような機会を設けて、日ごろお世話になった方々に元気な姿を見せることができたことを、何よりうれしく思っています。


開催趣旨のプリントにも書かせてもらったのですが、
「幾分奢った言い方を、あえてさせてもらえるならば「(良い意味で)ひとり歩きできる三線を創りたい」
そう常々考えております。

行間に込められた思いを三線から感じることができましたでしょうか?




今回、展示させていただいた三線の写真は、時間をみつけて『新垣三線ギャラリー』(http://gallery.arakaki34.com)にアップしてゆきたいと思います。
興味のある方は、ご覧くださいね。


今日は、一部をブログにアップいたします。




人間国宝の島袋正雄先生(左端)と国立劇場おきなわの大城學さん(右端)と一緒に。
正雄先生が肩を押してくださらなかったら、この三線の世界に入っていなかったでしょう。
大城學さんには、沖縄の芸能の表舞台だけでなく、われわれ裏方も温かく見守っていただいております。


かなりひさしぶりに、製作した知念大工型の三線。↑↓




18か所、接いで製作した江戸与那型の三線。もともと販売するつもりがなく製作したもので、これは、新垣家の家宝にする三線です。↑↓






正雄先生所有の三線。ハワイの仲宗根盛松先生所有の「ちゅら真壁」の写し。↑↓


鳩胸のあたりは、最高の美しさを持つ。

0021/03/07

新垣喜盛三線作品展は日曜まで

おもろまちの美術館・県民ギャラリーでの作品展は8日の日曜まで。

土曜日は午後8時まで、日曜は6時までとなっております。


過去にお客様に販売した三線をお借りして展示しているものは、触れることができませんが、当店で保有しているものは、お気軽に手にとり、実際に演奏いただけます。


楽器なので、実際にどのような音がでるのか、みなさんご興味のところだと思います。

また今回の作品展の目的の一つでもあります棹の形状を愉しむにも、実際手に取らないとわかりませんので...。


また、うちの親父らしいというかなんというか、いわゆる「失敗作」も展示しています(笑)

ただ、そのことのなかにも何か感じとっていただけるとうれしいです。

0021/03/05

三線にまつわるエトセトラ

日付が変わりましたが、3月4日の「ゆかる日まさる日さんしんの日」が今年も大盛況で終了しました。

当店も出張販売でイベントを少しでも盛り上げることができたでしょうか?


ともあれ、たくさんのお客さまとコミュニケーションがとれて楽しかったです。







イベント会場では、毎年恒例となっている琉球三線楽器保存育成会の先生方による「三線鑑定会」も開かれていました。

今回は、ボクも鑑定に出す三線がありました。

というのも、お客さまから棹の修理で持ち込まれた三線なんですが、カラクイの穴がすり減っていて、手をかけるとその部分が破損してしまう恐れがあり…。




まあ、どんな三線でも直せないものはないんですけど、ものがたいそう古いものなので、この機会に鑑定してもらい、鑑定書がでるようなものであればそのまま使用してほうがよいとアドバイスをしてあげようということになったのです。


実際、見てもらったら、「大正時代」のもの?ではないかということで、毎月沖縄県立博物館で開かれている「鑑定会」に来なさいとのことでした。


たしかに、いろいろ修復して楽器としての性能をアップしたり、維持したりすることも重要ですが、多少の不具合があっても「そのままの形を残す」というのも、三線を愛でるひとつのあり方なんですね。



また、鑑定会には、昨年亡くなられたお父様が趣味で製作した三線を持参された方もいらっしゃいました。

なんでも15挺ほどあるらしいのですが、家族の誰も三線を弾かず、その値打ちがわからないので鑑定会で見てもらおうとのことでした。

ちなみに、鑑定会は、おもに時代考査や型の分類など、その三線の歴史を鑑定するもので、「その三線、値段にしていくら?」という質問はタブーなんです。(多くのお客さんがそのような質問をするのですが…)


結局先生方からは、「あと50年くらい待ちなさい」と言われたそうです(笑)なるほど。


鑑定するために解体した三線を元に戻すのをボクが手伝ってあげたのですが、その際にいろいろとアドバイスさせていただきました。

落ち着いたら、やはりその三線を弾いてくれたり、かわいがったり、大切にしてくれる人に手放して、いくつかぴんとくるものをご家族で大切にするといいのかもしれません。


50年、100年と大切にしてあげて、そのご家族で値打ちをつけていく、それもまた良いのかもしれません。


三線の値打ちは、手に入れた後は、持つ人が決めるのですから。

0021/03/04

今日はさんしんの日!

今日はさんしんの日!

出張販売でイベント会場に来ています。


開場のラッシュが一段落、今年も平日にも関わらずたくさんのお客さんがお越しいただいております。

また、時間がとれたら報告しますね〜

0021/03/03

第1回新垣喜盛三線作品展

先日より当ブログでお伝えしておりました当店代表・新垣喜盛の初の個展を本日より8日(日)まで沖縄県立美術館・県民ギャラリー1にて開催しております。

初日の今日は予想以上に多くのお客様にきていただきました。感謝。

今回の作品展では、新垣喜盛が初めて作った三線から開催直前まで手をかけていたものまで、20挺以上の三線を展示しております。


強化張りの元祖であり、初心者の方のニーズに合わせた三線を数多く販売している当店ですが、今回は、いわゆる「商品」という感じではなく、それこそ「作品」と呼ぶことのできる三線を展示しています。


ここでは普段話せない(というよりあえて話さない)ことを、語りたいだけ語らせていただいてます。


しかしながら、時に言葉は無力なもので、全てお伝えすることができないもどかしさがありますが、願わくば展示された三線から何か感じ取っていただければと思っています。


今日は写真を撮るのを忘れてしまったので、また今度。

さてさて、明日はいよいよ「さんしんの日」!
こちらも先日よりお伝えしていたとおり、RBCi-Radioさんの「ゆかる日まさる日さんしんの日」のイベント会場である読谷村文化センター・鳳ホールのロビーにて、出張販売をいたします。

こちらは、うちのホームページにあるような、リーズナブルな三線がメインです。
これから始めたいというという方はぜひ!
各部の開演時間帯をさけていただければ、ロビーにはスムーズに入れます。
明日はボクは鳳ホールに終日おります。


それではお会いてきるのを楽しみにしています。


ちなみに5日以降は基本美術館にいると思います。念のため。

0021/02/22

陣中見舞い

今日はお休みをいただいて、息子と池武当に。

作品展に向けて、三線製作に没頭している「おじいちゃんに栄養ドリンクを渡しにいこう」ということで…


写真は「久葉春殿型」の三線。

その昔、非常時に木刀がわりにもなったという、およそ平和の象徴と呼ばれる三線とは、だいぶイメージがずれたエピソードを持つ型、ではある。

だいぶ前に、「琉球の風」というNHKのドラマがあったのを覚えていますか?


NHKからの依頼で、この久葉春殿型を製作し、ドラマで使用されたらしい。


胴の部分は、ボクの兄が担当し、「渋張い(しぶばい)」風に仕上げたとのこと。


この三線も展示します。

棹だけの展示になるかもしれませんが。


新垣喜盛三線作品展
とき:2009年3月3日(火)〜3月8(日)

時間は平日9時〜18時、金、土は9時〜20時
会場の開館時間によります。


ところ:沖縄県立美術館・県民ギャラリー1

入場は無料です!

あと3月4日はさんしんの日です!

池武当新垣三線店はRBCi-Radioのイベント「ゆかる日、まさる日、さんしんの日」のイベント会場、読谷村文化センター鳳ホールにて、出張販売をいたします。

整理券がなくとも、お買い物、三線の出張鑑定会などロビーへの入場はできますよ。

ぜひ遊びにいらしてください。

0021/02/19

もうすぐさんしんの日



3月4日はさんしんの日です。

もうすぐです。


読谷村文化センター鳳ホールで開かれる、RBCi-radioのイベント「ゆかる日、まさる日、さんしんの日」には、もう十数年、参加しています。


参加は演奏ではなく、イベント会場での出張販売として…


三線をはじめるには、これ以上に素敵な日はありませんよね。

ということで、当日は会場にて三線の即売をしております。(三線屋なのであたりまえですが)



さんしんの日は、私たちにとっても重要な日。
なので、できる限りよい三線を展示販売できればと思っています。
できる限りの感謝価格で。


ちなみに端末がありませんので、クレジット決済は出来かねます。



あと、「そもそも会場に入れるの?」ということなんですが。

「ゆかる日、まさる日、さんしんの日」は超人気イベントで、「整理券」を発行するのですが、すでに配布が終了しているようです。

しかし、入場は無料ですので、「立ち見」であれば観覧することも可能だと思います。


また、「新垣三線でお買い物」といえば、比較的スムーズに中に誘導してくれるはずです。
(悪質な横入りは、マナー違反ですし、事故の危険がありますので注意しましょうね~。)


人気の民謡歌手のかたがたとも、(結構)気さくにコミュニケーションとれたりして、会場に行くだけでも、わくわくできるはずです。


平日ですが、ぜひ。








つづいて、

池武当新垣三線店 新垣喜盛 三線作品展のお知らせ

とき:2009年3月3日(火)~3月8日(日)

ところ:沖縄県立美術館・県民ギャラリー1

入場無料ですので、ぜひ。



過去に製作した三線から、(今現在!)製作している三線を約20挺ほど展示する予定です。

(今回、展示する予定だった目玉の三線があったのですが、諸般の事情によりお披露目が、ときをおいてからになってしまいました。このことはまたブログ等でお伝えしますね。)


写真は、めったにつくらない「久場の骨型」の三線。

シンプルで細みのシルエットがきれいです。

図面を元に(割と忠実に)製作していました。

写真をとるのを忘れましたが、胴の厚みも通常(真壁型)よりかなりうすく製作してあります。

0021/01/29

再会

先日、張り替えの修理で持ち込まれたお客さんの三線。

ケースから出した瞬間に上等な三線というのがわかる。

離れたところに座っていた親父も気付いたようで、いつもより少しだけ興奮した口調で「上等三線だな」と。


手にとった瞬間に「○○さんの手(型)だな」と推測。

写真の三線は与那城型(一般にユナー型と呼ばれる)の三線だけれども、親父が三線製作を学んだ職人さんの手によるものらしい。

三線は同じ型でも職人によって、それぞれ印象が異なるものです。


三線に作者の名前を入れていなくても、造形や基本的なラインの出しかたで誰の作品か大体わかる。

「ちょっといつもと違う手だけど○○さんのだろう」


持ち込んだお客さんに聞いてみると
「そうです、15年くらい前に師匠を通して購入して、あちこちに張り替えに出しているんですけど、作った人をあてた人は初めてです」と。


購入したのは15年くらい前らしいが、製作時代は30年以上前、ちょうど親父が製作を勉強していたころらしい。

親父と同年代の方なので、およそ40歳前後の作品だと思われるが、完成度が高い三線でした。


その職人さんは、少し前に他界されてしまいました。


しかしながら、こうやって三線がやってくると、故人が会いに来てくれているようで、なかなか感慨ぶかいものがあります。

スピリチュアルなものにあまり興味のない親父も何か感じるものがあったに違いない。
きっと。





池武当新垣三線店 代表・新垣喜盛 初の個展(作品展)開催決定!

平成21年3月3日(火)~3月8日(日)

沖縄県立美術館・県民ギャラリー1 

http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/index.jsp

入場無料


過去に製作した三線から最近製作した三線まで20~30挺ほどを展示する予定です。

ぜひお越しください!



0021/01/25

第32回沖縄市産業まつり

昨日から今日まで沖縄県総合運動公園にて開催している沖縄市産業まつりに出店しています。


沖縄市の物産や催しものなど、沖縄市(コザ)のいろいろが楽しめるイベントです。

当店も毎年、出店しています。

写真は沖縄市の子供達による三線演奏。
まつりを盛り上げてくれています。


新垣三線を使っている子も結構いましたね。

0021/01/06

第12回 歌い初め・舞い初め華舞台

第12回 新春を寿ぐ(ことほぐ) 歌い初め・舞い初め華舞台が沖縄県立武道館(アリーナ棟)で明日!行われます。

「世界に誇りうる伝統芸能文化、それにかかわっている琉球古典芸能家が、流派を超えて、重鎮から初心者まで参加し、合同で歌い、舞う。  県内、県外に在住する芸能家が、一堂に会し、新たな決意の場として取り組みます。」
プログラム
歌い初め
(かぎやで風・松=揚作田節・竹=東里節)
舞い初め
(かぎやで風・上り口説・浜千鳥)
お楽しみ抽選会
参加者全員によるカチャーシー
参加資格/沖縄芸能連盟に加入の各研究所の師匠及び門弟

※駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。

問い合わせ:琉球新報社事業局文化社会事業部 ℡098-865-5255

(以上1月6日琉球新報広告より)



この歌い初め~華舞台は、芸能家が流派、会派の枠を超えて集い、古典芸能の継承・発展を祈念し、それぞれの精進を誓うために毎年行われている新年恒例行事です。

演奏に参加するには、上記の参加資格があるようですが、一般観覧はどなたでもOKのようです。




実は、お楽しみ抽選会には、当店の本蛇皮強化張り三線も!あります。

ぜひ、見に行ける人は行ってみてくださいね。(たしか入場料はいくばくか必要だったはず…)



改めて、

とき:平成21年 1月7日(水)
午後7時開演 (開場6時)

ところ:沖縄県立武道館(アリーナ棟)

0021/01/05

ハチアッチー&初仕事?

ブログをご覧いただいているみなさん、あけましておめでとうございます。

もうすでに、仕事モード全開のかたもいらっしゃるかと思いますが…。

ボクは元旦、2日と那覇店のほうで営業していたので、3日から今日までお休みいただいていました。



3日には、先月生まれた長女・伶奈(れいな)の「ハチアッチー」(初歩き、産後初めての外出)で池武当へ。


小さく生まれましたが、大きく育っているようで明日の一か月検診が楽しみです。


長男・佑季(3歳)はおじいちゃんに三線製作の手ほどき(?)を受けていました。
棹を削るしぐさや、トゥーイを見るしぐさはなかなかさまになっていました。
こちらも将来が楽しみです(^^)




さてさて、お知らせです。

池武当新垣三線店 代表 新垣喜盛の初の作品展を行う予定です。

3月3日から1週間程度、沖縄県立博物館・美術館で行う予定ですが、詳細が決まり次第、このブログ、ホームページ http://www.arakaki34.com で告知いたします。



それでは、あらためまして、本年も多くの人のお役に立てるようスタッフ一同がんばっていきたいと思いますので、ご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。