0022/12/31

今年もありがとうございました!

今年の営業が終了して、池武当で(店舗兼住宅なので)年越しそばを食べてきました。
やっぱり沖縄そばです。

今年は、那覇・平和通り店を閉店し、いろいろな意味で節目の年となりました。
2010年は時代の流れ的にも、ぐっとスピードがあがったような気がします。
そして、その分いろいろ「歪み」がでたような気もします。

2011年はその「歪み」があったおかげで
素晴らしい年になった、そんな年にしていきたいと思っています。


さてさて、もう年を越そうとしているのでこのへんで。
年始は池武当、うるま店ともに1月4日からの営業とさせていただきます。


お付き合いくださったすべての皆さま、今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

0022/11/18

読谷村役場へ行ってきました。2


日に焼けていた二つの三線を張り替えて、再び読谷村役場に行ってきました。
三線の里、読谷村のシンボルとしてお役に立てますように。

ちなみに、ルーツが読谷村にある三線職人さんも多いんですよ。
うちは父が初代ですが、祖先には三線職人もいたらしく
そのご縁で今この商いをさせてもらっているのかもしれないんですって。

下は張り替えたあとの三線です。


0022/11/11

読谷村役場へ行ってきました。


久しぶりに 読谷村役場に行ってきました。
上の写真は特産の紅芋です。
玄関前に横たわっています。

2003年ごろ父が「生まりシマ(出生地)」である読谷村に寄贈した三線があるのですが
皮が破れたとのことでメンテナンスのため受け取りに伺いました。

石嶺村長にもお目にかかれて感激。
寄贈させていただいた当時は村の助役をされていて
ご不在だった安田前村長の代理でお受け取りいただいたのを覚えています。





破れていた三線は本張りで、強化張りのほうは破れていなく音もよいのですが
ご覧の通り日に焼け皮の色素がおちています。
応接室に置いてありお客様にもご覧いただくものなので
両方とも新しく張り替えることにしました。

それにしても直射日光でなくとも紫外線に当たり続けるとこんなになるんですね。
見方によっては、白蛇のようで神秘的?
日に焼けていたのはオモテ面で裏面は綺麗なままでした。





帰りに赤犬子(アカヌクー)によって、日ごろの感謝を。
http://www.wonder-okinawa.jp/014/1c-m/index2.html


0022/10/26

原点の万力

だいぶ前に池武当の工房を改装した時に移動し放置していた万力。

うるま店でも棹を削ったり、いろいろ作業ができるように設置しようと台を廃材かなにかで作ろうとしてたら、父が上等な台をみつけてきてくれました。

やはり高さや台の備えつけなど、経験からの工夫があるようで。

万力はアメリカ製の頑丈なもので、父が三線製作を始めた頃から30年近く使用してきたもの。

原点の万力です。

大切に使わせていただきます。

0022/10/23

第34回沖縄の産業まつり(今回は出店いたしませんm(__)m)

沖縄の産業まつりが開催中です。
毎年、奥武山公園で開催されるこのおまつりに我が池武当新垣三線店も出店しているのですが
残念ながら今回は、いろいろと準備不足のため出店いたしません。

気づいたら第34回、おぉ「34(さんしん)」じゃないですか!
でも、今回は出られません(+_+)

三線店もいくつか出店していると思いますのでそちらにご期待を。
会場内のやちむんコーナーのように、三線屋~コーナーもいつかできるといいですね。

詳細はこちら


いろいろな企業のがんばってる姿や、なにより美味しいもの、新しいものに出会えるのが楽しいですよ。明日までなので、ぜひ。

明日は、家族でのぞいてこようかな?

0022/10/17

そして秋祭りへ

「なんみん(波の上)」とか行ったあとは
倉庫で皮の整理。ん~、もうちょっと時間かかりそう。


夕方には、息子と老人ホーム「おきなわ長寿苑」の秋祭りへ。
娘は風邪ひいちゃって、お母さんと一緒にお留守番。残念ね。


息子の目的は、金魚すくい。
ゲームは1回50円!
チケット制で500円のチケットブックを一冊購入。
飲み物と焼き鳥まで買え、ワンコインで遊べた。助かった~(笑)

そしてなんと饒辺愛子さん、照屋正雄さん、仲宗根創さんのライブ、そして池原青年会のエイサーまであり満足。

ツイキャスで生中継もしてみました。
(子供のゲームに並んでたので、画像は見れませんが。音は聞こえます。耳をおすましください。)

18歳の時、ナークニー大会で優勝した仲宗根創さんの唄
http://twitcasting.tv/arakaki34/movie/601476

 チョンチョンキジムナー、一通り終わり、お客さんのリクエストで
「うんじゅが情ど頼まりる」(!)を唄う、照屋正雄さん
http://twitcasting.tv/arakaki34/movie/601533



池原青年会、がんばってました。
鉦鼓(しょうこ、チンってなるあれ)、前から使ってたかな?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%A6%E9%BC%93
よかったです。
地謡は僕の同級生が、まだ、がんばってた!
おそろいのポロシャツ?姿で地謡、かっこよかった。


カチャーシーの時は、さっきまでスローな動きのおばあちゃんが
ヒヤサッサ、ガマク(腰)フリフリ!やられた!


スタッフの方も気配りがあり、楽しい秋祭りでした。

お世話になったので

那覇地域で商いをさせていただいた、今までの御礼を申し上げるべく
護国寺と波の上宮に行ってきました。

波の上は、神社のとなりに、寺があり、寺の横に孔子廟がある
なんともユニークなところです。
外国のかたが不思議がるそうですよ。

みんな違って、みんないい。


お次は本島中部に住む僕らの氏神様を祀る普天間宮にも寄り健康祈願。


帰りは、北中の『亀そば』へ。
ここのそばが一番お気に入り。
アグーでとった出汁スープがおいしいです。

あれ?前もブログに書いたかな?

0022/10/14

てこ

今月からは、うるま店で仕事のほとんどの時間をすごしている。

あと、うるま店~池武当本店 間は車で15分以内程度なので
ちょこちょこと小回りをきかせ動いています。

仕入れや、配達など、できるだけ「なーふぁ(那覇)」方面にも足を運ばないと
いけないなとは思っているのだが。


でも、腰を落ち着かせてはたらくのは、てこがきく感じでなかなかいい。
レバレッジってやつですな。

いろいろやりたいことを少しずつでも形にできたらいいな。



にしても、うるま店が人をもてなす場になっていない(;一_一)
(僕の管理不足なのですが、はい)
でもって、仕事がしにくい。

那覇店からの引っ越し荷物や、ディスプレイなどいろいろ試行錯誤してみよう。

0022/10/10

『なんでぇ あしびな~でエイサーやったらいいさぁ~』






先日、三線のはなしを聞いていただいた越来青年会のみなさんのエイサーが『沖縄市民小劇場あしびなー』で見ることができます。


『なんでぇ あしびな~でエイサーやったらいいさぁ~』

とき:2010年10月14日(木) 
20時開演(19時30分開場)

ところ:沖縄市民小劇場あしびなー

料金【一律500円】※全席自由

くわしくはhttp://koza-ashibina.com/scheduler/scheduler.cgi?mode=view&no=535


越来青年会は、比較的テンポのゆっくりした曲が特徴で、力強い踊りが「グテーエイサー」として知られています。


このイベントでは、普段のエイサー演舞(旧盆、みちじゅね~)とは違い
舞台用にアレンジした隊形が観られるそう。

実は、これって本来のエイサーの意義を大切にしている彼らにとって
結構チャレンジなのです。


エイサーのまち宣言をした沖縄市の観光資源となるか
そのきっかけをつかめるといいなと思います。


まぁ、そんなカタイこと言わず、気軽にエイサー見に行きましょう(^-^)

0022/10/09

新垣三線店も32歳?



日付が変わって、昨日10月8日は僕の誕生日でした。
32歳になりました。りっぱなおっさんです。



実は、池武当新垣三線店の創業日は僕が生まれた
昭和53年10月8日ということに、一応?なってるんです。



父が三線の製作を始めたのがそれより数年前(4~5年?)のことで
製作のキャリアとしてはたしか今年で約36年くらいなのですが。



当時は今の場所と同じく池武当で釣り具店を経営していて
本業であるはずの釣り具店そっちのけで
三線の製作の勉強にはまって、ついには三線店へ転業していくのです。




ちょっと余談になりますが、
池武当は実は山の中で
(山といっても山らしい山はないのですがグーグルマップで見てください。)
「なんでここで釣り具店?」と思うような場所です。



しかし、ある程度、釣り具店として成り立ってたのは
車の車線が右側通行になってた時代が沖縄にはあって
うちのお店を通って、嘉手納あたりや、読谷の漁港に抜けていく
いわゆるルートになってたからなのです。



それが、「ナナサンマル」で現在の左側通行になってしまって
新垣釣り具店としては商売あがったり、さあ大変
、、のところ、うまく新垣三線店としてランディングしていくというエピソードがあるのです。


そういうわけで
(親としては)覚えやすい僕の誕生日を創業の日としてあるのです。一応。



このへんをもうちょっとちゃんと聞いてヒストリーとしてまとめたいと思ってます。


0022/10/08

三線のはなし@越来公民館

日付が変わりましたが、昨日、NPOコザまち社中さんからの依頼で越来公民館で青年会の人たちの前で、三線のはなしをしてきました。

最初、うちの親父に話がきてたのですが、「息子のほうが向いてるはず」ということでワタクシが引き受けることなりました。


那覇店の片付けやら、いろいろとパタパタしてたのと、そもそも初めてのことなので、何を話していいのやら、どうやって話したらいいのやら、直前まであたふたしておりました。


で、ふたを開けてみると

依頼いただいた担当の方には、「三線の歴史とか型とか浅い話しかできないと思いますよ」と言っておきながら1時間ちょっとのところ、2時間越えてマニアックな話もしてしまいました。

だんだん話していると自分自身が楽しくなってきてしまって、ちょっとついてけない人もいたかもしれないけれど(笑)

三線に少しでも興味もってくれたら、三線をやっている人はもうちょっとつっこんで「三線を愉しめる」ようになってくれたら、うれしいな。


そういえば、三線のはなしは聞く機会があまりないし、できる人も少ないなぁ。

僕ももっと勉強して、ちゃんとまとまって話せるようにしたいなぁ。


話終わって、青年会の人とお話してて、この三線見てくださいと言われ

拝見したのが下の写真のもの。

おじいちゃんが使っていた三線とのこと。


バランスの良い真壁型。

胴をはずしてみて、ゆし木の材質であるらしい。


ここに名前などが書いてあり、その三線の歴史がわかったりするんだよ~

「ほら、タマキ安定って書いてあるでしょ。!!??タマキ安定って玉城安定せんせいの三線?」

「はい、おじいちゃんです。」とお孫さん(笑)


玉城安定さんは戦後の民謡界を代表する唄者のおひとりで、娘さんの玉城一美さんも有名な唄者さんで、『花ぬ島』の神谷幸一さんのお師匠さんですね。

2001年にお亡くなりになり、直接お会いしたことはありませんが、

玉城一美さんのリサイタルで、スクリーンの映像で親子共演してたのを思い出します。

すごくきれいな三線の弾き方をする人だなぁと印象に残っています。


いやぁ面白かった~。


0022/09/16

那覇・平和通り店の閉店について




すでにホームページツイッターでお知らせしておりますが、池武当新垣三線店 那覇・平和通り店が9月26日(日)をもって閉店させていただくことになりました。
急な、そして残念なお知らせとなりますことを申し訳なく思います。



2003年12月のオープンから約7年間、多くのお客様とのご縁をいただきました。







家業である三線屋で働くようになってからこれまで、ほとんどの時間をここで過ごして
いろいろ経験させていただきました。
仕事のDNAというか、基本姿勢を形作った場所だったと思います。

成し得てないことが多すぎて、悔いがないといえばウソになりますが
精一杯がんばりました。


今後は、コザ(沖縄市、うるま市)のお店を盛り上げていきたいと思います。



0022/03/17

アーティスト丸山茂樹さんのライブ



三線のほか、アコースティックギター、ブズーキ、トンコリ、インディアンフルートなど様々な楽器と声で全国各地年間100本近くのライブ活動を行っている、アーティスト丸山茂樹さんのライブが那覇のCaRaKui-Yaで本日行われます。



そして今年で5年目になるそうですが、神戸チキンジョージでのワンマンライブが2010年3月22日(祝)で行うようです。





なんと、先月にはニューヨークでのミュージカル公演に参加されたらしいです。
経験値ほぼゼロでの大抜擢だったそうで!
お会いするたびに進化しておられます。

0022/03/04

今日は三線の日

本日は、3月4日さんしんの日です。
最近練習できてないな~というかたもそうでないかたも、今日だけでも三線に、沖縄に思いをはせてみてはいかがでしょうか?

三線の日のイベントがインターネットラジオで生配信されるようです。

http://34day.jp/


「かぎやで風節(かじゃでぃふうぶし)」をラジオの時報に合わせて一斉に演奏するというイベントです。


調弦をC-F-C(4の高さ)に合わせて
まだ弾けないよ~という方も、最初の歌持ち(イントロ)

工  五  四  工  四  乙  四  合 尺 工

だけでも一緒に弾いてみてください。
みんなが三線でつながります。


それでは、それぞれの三線の日をお楽しみください。


追伸:ツイッターのアカウントを作りました。うまくつぶやけるかわかりませんが。
http://twitter.jp/arakaki34

0022/03/02

3月4日は三線の日!

さてさて、3月4日は「さんしんの日」です。

RBCi-radioさんの公開収録イベント「第18回ゆかる日まさる日さんしんの日」が開催されます。

当店も読谷村のイベント会場にて三線や三線関連商品の物販ブースを設けております。
私も終日会場におりますので、お越しの方はぜひ声をかけてくださいね。


いまや「3月4日は三線の日」というのは、三線ファンの間では定着しているのですが、
このイベントが原点なんですね。
ラジオの時報の最後の音が「C調」となっており、三線でいう「4の高さ」になっているのですが、
その音からはじめる沖縄の代表的な曲「かぎやで風節」を弾こう!というイベントです。

三線で沖縄、いや世界がひとつになる瞬間です。


当日会場にお越しのかたは、ぜひ三線を持参ください!



「当日は会場に行けないよ~」とおっしゃる、そんなあなたに朗報です!

「第18回ゆかる日まさる日さんしんの日」がインターネットラジオで生中継があるそうです。

http://34day.jp/

地元ラジオがインターネットで聞けるなんて、、。
うちなーぐち(沖縄方言)で何言ってるかわからないところもあるかもしれませんが(笑)

ぜひ、三線をお手元にお聞きください。

0022/02/12

椿あきらさんご来店


2月9日(火)那覇・平和通り店
演歌歌手の椿あきらさんにご来店いただきました。

椿さんは、24時間330曲フルコーラスで歌い続けるというチャレンジを達成し、見事「連続歌唱時間日本一」に認定された方だそうです。

華奢なからだからは、想像できませんがすごい記録です。

三線にもチャレンジということで、ご購入いただきました。
なんでも、民謡と三味線をされていたとのことで、「まだ2回くらいしか習っていない」とおっしゃってたんですが、すぐに弾けそうな感じでした。

それにしても、演歌歌手のアカペラは感動的ですね。
やさしく、つやのある歌声が魅力的でした。


0022/01/22

第33回沖縄市産業まつり


第33回沖縄市産業まつりが今年もやってきました。

とき:2010年1月30日(土)、31日(日)
午後10時~午後7時(31日は午後6時まで)
ところ:沖縄県総合運動公園体育館およびその周辺広場

当店も出店し三線その他の商品を販売いたします。
ぜひ、お気軽にお越しください。


今年は、琉神マブヤーのショーもあるそうですよ!





0022/01/14

伊舎堂の三線


野村流音楽協会副会長の神田米三先生がご来店。
所用がありご来店いただいたのですが、先生の好みに合うように製作していた三線(写真左の三線)をご覧いただきました。

というのも、先生が惚れ込んでいるひとつの型があって、それをご愛用とのこと。
製作していたのは、いわゆるその三線の「写し」です。
ちなみに型は江戸与那型。

親父は「一度見た三線の形をだいたいインプットできる」そうで、その三線をイメージして製作をしていたようです。

乳袋が「仏さまの顔」のように、やわらかな丸味があるのが印象的な三線。


先生に満足いただいたようで、今度本物を持ってきて見比べよう、とのこと。

0022/01/07

第13回新春を寿ぐ「歌い初め舞い初め華舞台」


第13回新春を寿ぐ「歌い初め舞い初め華舞台」が1月13日(水)に行われます。

毎年行われているこのイベントは、琉球古典芸能の保存、発展につとめている県内外の実演家が流派を超えて、重鎮から初心者までが参加するイベントです。

沖縄芸能連盟に加盟している研究所の師匠と門弟、または主催者が認めたかたであれば、(技量によらず?)参加できるそうです。
また、一般観覧はどなたでもOKですので、興味のある方はぜひ。

主催の琉球新報のサイトで詳細を


写真は、前・野村流音楽協会会長、沖縄芸能連盟会長の喜友名朝宏先生。
いつもお世話になっております。
上記イベントのお楽しみ抽選会のプレゼントとして、当店の本蛇皮強化張り三線をお渡ししました。







0022/01/03

明けまして!



明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いたします。


2010年元旦
特に決めてなかったんですが、ちょうど初日の出を拝める時間に起きることができ、長男(4歳になりました)と一緒にうるま市洲崎(中城湾)の公園へ。

すでに日の出時間はすぎてましたが、勝連半島の上に雲がおおいかぶさっていたので、雲から顔を出すかたちで初日の出となりました。
写真(上)左端のほうに勝連城址がみえます。



ひさしぶりに見た初日の出はすごく気持ちよく、エネルギーをいただけました。