最初、うちの親父に話がきてたのですが、「息子のほうが向いてるはず」ということでワタクシが引き受けることなりました。
那覇店の片付けやら、いろいろとパタパタしてたのと、そもそも初めてのことなので、何を話していいのやら、どうやって話したらいいのやら、直前まであたふたしておりました。
で、ふたを開けてみると
依頼いただいた担当の方には、「三線の歴史とか型とか浅い話しかできないと思いますよ」と言っておきながら1時間ちょっとのところ、2時間越えてマニアックな話もしてしまいました。
だんだん話していると自分自身が楽しくなってきてしまって、ちょっとついてけない人もいたかもしれないけれど(笑)
三線に少しでも興味もってくれたら、三線をやっている人はもうちょっとつっこんで「三線を愉しめる」ようになってくれたら、うれしいな。
そういえば、三線のはなしは聞く機会があまりないし、できる人も少ないなぁ。
僕ももっと勉強して、ちゃんとまとまって話せるようにしたいなぁ。
話終わって、青年会の人とお話してて、この三線見てくださいと言われ
拝見したのが下の写真のもの。
おじいちゃんが使っていた三線とのこと。
バランスの良い真壁型。
胴をはずしてみて、ゆし木の材質であるらしい。
ここに名前などが書いてあり、その三線の歴史がわかったりするんだよ~
「ほら、タマキ安定って書いてあるでしょ。!!??タマキ安定って玉城安定せんせいの三線?」
「はい、おじいちゃんです。」とお孫さん(笑)
玉城安定さんは戦後の民謡界を代表する唄者のおひとりで、娘さんの玉城一美さんも有名な唄者さんで、『花ぬ島』の神谷幸一さんのお師匠さんですね。
2001年にお亡くなりになり、直接お会いしたことはありませんが、
玉城一美さんのリサイタルで、スクリーンの映像で親子共演してたのを思い出します。
すごくきれいな三線の弾き方をする人だなぁと印象に残っています。
いやぁ面白かった~。