0022/10/26

原点の万力

だいぶ前に池武当の工房を改装した時に移動し放置していた万力。

うるま店でも棹を削ったり、いろいろ作業ができるように設置しようと台を廃材かなにかで作ろうとしてたら、父が上等な台をみつけてきてくれました。

やはり高さや台の備えつけなど、経験からの工夫があるようで。

万力はアメリカ製の頑丈なもので、父が三線製作を始めた頃から30年近く使用してきたもの。

原点の万力です。

大切に使わせていただきます。

0022/10/23

第34回沖縄の産業まつり(今回は出店いたしませんm(__)m)

沖縄の産業まつりが開催中です。
毎年、奥武山公園で開催されるこのおまつりに我が池武当新垣三線店も出店しているのですが
残念ながら今回は、いろいろと準備不足のため出店いたしません。

気づいたら第34回、おぉ「34(さんしん)」じゃないですか!
でも、今回は出られません(+_+)

三線店もいくつか出店していると思いますのでそちらにご期待を。
会場内のやちむんコーナーのように、三線屋~コーナーもいつかできるといいですね。

詳細はこちら


いろいろな企業のがんばってる姿や、なにより美味しいもの、新しいものに出会えるのが楽しいですよ。明日までなので、ぜひ。

明日は、家族でのぞいてこようかな?

0022/10/17

そして秋祭りへ

「なんみん(波の上)」とか行ったあとは
倉庫で皮の整理。ん~、もうちょっと時間かかりそう。


夕方には、息子と老人ホーム「おきなわ長寿苑」の秋祭りへ。
娘は風邪ひいちゃって、お母さんと一緒にお留守番。残念ね。


息子の目的は、金魚すくい。
ゲームは1回50円!
チケット制で500円のチケットブックを一冊購入。
飲み物と焼き鳥まで買え、ワンコインで遊べた。助かった~(笑)

そしてなんと饒辺愛子さん、照屋正雄さん、仲宗根創さんのライブ、そして池原青年会のエイサーまであり満足。

ツイキャスで生中継もしてみました。
(子供のゲームに並んでたので、画像は見れませんが。音は聞こえます。耳をおすましください。)

18歳の時、ナークニー大会で優勝した仲宗根創さんの唄
http://twitcasting.tv/arakaki34/movie/601476

 チョンチョンキジムナー、一通り終わり、お客さんのリクエストで
「うんじゅが情ど頼まりる」(!)を唄う、照屋正雄さん
http://twitcasting.tv/arakaki34/movie/601533



池原青年会、がんばってました。
鉦鼓(しょうこ、チンってなるあれ)、前から使ってたかな?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%A6%E9%BC%93
よかったです。
地謡は僕の同級生が、まだ、がんばってた!
おそろいのポロシャツ?姿で地謡、かっこよかった。


カチャーシーの時は、さっきまでスローな動きのおばあちゃんが
ヒヤサッサ、ガマク(腰)フリフリ!やられた!


スタッフの方も気配りがあり、楽しい秋祭りでした。

お世話になったので

那覇地域で商いをさせていただいた、今までの御礼を申し上げるべく
護国寺と波の上宮に行ってきました。

波の上は、神社のとなりに、寺があり、寺の横に孔子廟がある
なんともユニークなところです。
外国のかたが不思議がるそうですよ。

みんな違って、みんないい。


お次は本島中部に住む僕らの氏神様を祀る普天間宮にも寄り健康祈願。


帰りは、北中の『亀そば』へ。
ここのそばが一番お気に入り。
アグーでとった出汁スープがおいしいです。

あれ?前もブログに書いたかな?

0022/10/14

てこ

今月からは、うるま店で仕事のほとんどの時間をすごしている。

あと、うるま店~池武当本店 間は車で15分以内程度なので
ちょこちょこと小回りをきかせ動いています。

仕入れや、配達など、できるだけ「なーふぁ(那覇)」方面にも足を運ばないと
いけないなとは思っているのだが。


でも、腰を落ち着かせてはたらくのは、てこがきく感じでなかなかいい。
レバレッジってやつですな。

いろいろやりたいことを少しずつでも形にできたらいいな。



にしても、うるま店が人をもてなす場になっていない(;一_一)
(僕の管理不足なのですが、はい)
でもって、仕事がしにくい。

那覇店からの引っ越し荷物や、ディスプレイなどいろいろ試行錯誤してみよう。

0022/10/10

『なんでぇ あしびな~でエイサーやったらいいさぁ~』






先日、三線のはなしを聞いていただいた越来青年会のみなさんのエイサーが『沖縄市民小劇場あしびなー』で見ることができます。


『なんでぇ あしびな~でエイサーやったらいいさぁ~』

とき:2010年10月14日(木) 
20時開演(19時30分開場)

ところ:沖縄市民小劇場あしびなー

料金【一律500円】※全席自由

くわしくはhttp://koza-ashibina.com/scheduler/scheduler.cgi?mode=view&no=535


越来青年会は、比較的テンポのゆっくりした曲が特徴で、力強い踊りが「グテーエイサー」として知られています。


このイベントでは、普段のエイサー演舞(旧盆、みちじゅね~)とは違い
舞台用にアレンジした隊形が観られるそう。

実は、これって本来のエイサーの意義を大切にしている彼らにとって
結構チャレンジなのです。


エイサーのまち宣言をした沖縄市の観光資源となるか
そのきっかけをつかめるといいなと思います。


まぁ、そんなカタイこと言わず、気軽にエイサー見に行きましょう(^-^)

0022/10/09

新垣三線店も32歳?



日付が変わって、昨日10月8日は僕の誕生日でした。
32歳になりました。りっぱなおっさんです。



実は、池武当新垣三線店の創業日は僕が生まれた
昭和53年10月8日ということに、一応?なってるんです。



父が三線の製作を始めたのがそれより数年前(4~5年?)のことで
製作のキャリアとしてはたしか今年で約36年くらいなのですが。



当時は今の場所と同じく池武当で釣り具店を経営していて
本業であるはずの釣り具店そっちのけで
三線の製作の勉強にはまって、ついには三線店へ転業していくのです。




ちょっと余談になりますが、
池武当は実は山の中で
(山といっても山らしい山はないのですがグーグルマップで見てください。)
「なんでここで釣り具店?」と思うような場所です。



しかし、ある程度、釣り具店として成り立ってたのは
車の車線が右側通行になってた時代が沖縄にはあって
うちのお店を通って、嘉手納あたりや、読谷の漁港に抜けていく
いわゆるルートになってたからなのです。



それが、「ナナサンマル」で現在の左側通行になってしまって
新垣釣り具店としては商売あがったり、さあ大変
、、のところ、うまく新垣三線店としてランディングしていくというエピソードがあるのです。


そういうわけで
(親としては)覚えやすい僕の誕生日を創業の日としてあるのです。一応。



このへんをもうちょっとちゃんと聞いてヒストリーとしてまとめたいと思ってます。


0022/10/08

三線のはなし@越来公民館

日付が変わりましたが、昨日、NPOコザまち社中さんからの依頼で越来公民館で青年会の人たちの前で、三線のはなしをしてきました。

最初、うちの親父に話がきてたのですが、「息子のほうが向いてるはず」ということでワタクシが引き受けることなりました。


那覇店の片付けやら、いろいろとパタパタしてたのと、そもそも初めてのことなので、何を話していいのやら、どうやって話したらいいのやら、直前まであたふたしておりました。


で、ふたを開けてみると

依頼いただいた担当の方には、「三線の歴史とか型とか浅い話しかできないと思いますよ」と言っておきながら1時間ちょっとのところ、2時間越えてマニアックな話もしてしまいました。

だんだん話していると自分自身が楽しくなってきてしまって、ちょっとついてけない人もいたかもしれないけれど(笑)

三線に少しでも興味もってくれたら、三線をやっている人はもうちょっとつっこんで「三線を愉しめる」ようになってくれたら、うれしいな。


そういえば、三線のはなしは聞く機会があまりないし、できる人も少ないなぁ。

僕ももっと勉強して、ちゃんとまとまって話せるようにしたいなぁ。


話終わって、青年会の人とお話してて、この三線見てくださいと言われ

拝見したのが下の写真のもの。

おじいちゃんが使っていた三線とのこと。


バランスの良い真壁型。

胴をはずしてみて、ゆし木の材質であるらしい。


ここに名前などが書いてあり、その三線の歴史がわかったりするんだよ~

「ほら、タマキ安定って書いてあるでしょ。!!??タマキ安定って玉城安定せんせいの三線?」

「はい、おじいちゃんです。」とお孫さん(笑)


玉城安定さんは戦後の民謡界を代表する唄者のおひとりで、娘さんの玉城一美さんも有名な唄者さんで、『花ぬ島』の神谷幸一さんのお師匠さんですね。

2001年にお亡くなりになり、直接お会いしたことはありませんが、

玉城一美さんのリサイタルで、スクリーンの映像で親子共演してたのを思い出します。

すごくきれいな三線の弾き方をする人だなぁと印象に残っています。


いやぁ面白かった~。